工務店の長男として、大学では建築を学び、就職先はゼネコンという、工務店の跡継ぎとしての人生を歩んでいました。
しかし、30歳に近づく頃になると、自分のやりたい事は何なのか？今進んでいる道が本当にやりたい事なのか？考えるようになりました。結局、その時出した結論は、ゼネコンから広告代理店に転職するというものでした。それまでとは全く違った世界に転身することとなったわけですが、人生初の大きな転換であったと思います。
その頃の趣味はスキーと4WD車でダートを走行することでした。
その頃は、「私をスキーに連れてって」という映画が大ヒットして、週末のゲレンデには多くの人が訪れ、リフト待ちが1時間以上という日もめずらしくありませんでした。
また、夏には4WD車で未舗装のダートを走ることに喜びと満足感を感じていました。その頃から都会よりも自然のある所が、自分にはあっているのかと思うようになりました。
子供が生まれてからは、なかなかスキーに行くことも難しかなり、すっかりスキー熱は冷めてしまいました。それでも、ダート走行は続けていました。それから屋久島に移住するまで、車は4WDを乗り続けていました。私的見解ですが、やっぱり4WD車カッコイイです。
子供が小学校に入ると何かスポーツをやらせたくて、地元の少年団でサッカーをやらせる事になりました。また、私は地元の社会人リーグでサッカーを始める事になりました。
その間にサッカーの公式審判員のライセンスも取りました。
子供は小学校を卒業すると同時に、少年団を卒団し、私も体力的にサッカーを続けるのは難しいと感じる機会が多くなり、登山を新たな趣味にすることとなりました。
それからは、週末はほぼ毎週山に行くという生活になりました。